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2階にある大型家具を処分したいときは
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近年、高機能な収納スペースを各部屋に備え付けている集合住宅や戸建は、珍しいものではなくなってきました。そのため、新居では大型収納家具が不要となり、引越し前に処分をしなくてはならないという状況になるケースも増えました。
そこで発生するのは、「大型家具の処分方法が分からない」という困り事です。特にこれが、戸建の2階やエレベーターがない集合住宅の2階以上の部屋にあると、その処分方法は限られてきます。今回はそういった場面に役立つ情報をご紹介いたします。
自治体のサービスを利用して処分する

粗大ごみとして自治体で処分する場合は、ほとんどの場合で指定の集積所まで大型家具を運ばなくてはいけないため、まずは自力で1階まで運び降ろさなくてはなりません。作業を開始する前に、必ず運び出す経路を確認しておきましょう。経路が決定したら、家具の大きさに対して、通路の幅や高さが足りているかどうかを調べます。また、賃貸物件の内階段や共同階段などは、家具の搬出作業時に通路の壁を傷つけてしまうことのないよう、養生シートなどで保護しておくと安心です。
引越し時に粗大ごみの運び出しが困難な場合は、引越し会社に相談してみましょう。粗大ごみ置き場まで運んでくれる場合もございます。
大型家具の中には分割することが出来るタイプもあります

分割することができれば、搬出時の負担は大幅に軽減されます。3枚扉のタンスや食器棚、ハイチェストなど、ネジを外すことで上下に分けることができないか一度確認してみましょう。
なお、のこぎり等で無理やり小さく分解すれば、運び降ろしは簡単になり「燃えるゴミ」にできるかもしれませんが、作業時に床まで切断してしまったり怪我をする可能性もあり大変危険です。専門業者や技術を持たない方については、分解する手段は極力避けましょう。
リサイクルショップを利用することはできるか

出張買取サービスを行っているリサイクルショップであれば、買取査定で対応してもらえるかと思いきや、実は「大型家具」の取扱については比較的難しい傾向があります。食器棚やタンスなど、2枚扉以下のものであれば需要も高いため、買取査定の対象となりやすくなります。しかし、3枚扉以上の大型家具となると、買う側だけでなく売る側についても保管スペースを大きく取ってしまうため、取扱を控えている業者も少なくありません。また、大型家具が一戸建ての2階以上にある場合、内階段を使用しての運び降ろしは対応していないリサイクルショップもあるので注意が必要です。リサイクルショップに依頼する場合は、取扱の有無や内階段について事前に確認しておきましょう。
まとめ

“DIY”という言葉が流行を見せ、整理整頓方法について説いている“○○収納術!”などのタイトルを掲げた書籍がロングセラーとなっているのは、「収納」というものに、機能性だけではなく「スタイリッシュな形状」を重視する方が増えてきている傾向にあるからかもしれません。コンパクトにまとめると便利なこともありますが、大型家具の重厚感にしか出せない豪華絢爛な雰囲気も、決して悪いものではありません。いくつかの正しい処分方法を知っていれば、大型家具が不要になった際にも、処分で戸惑うということはなくなります。大きくても小さくても、ご自分の理想にあった家具を思いきり購入して、お好みの素敵な空間で、より良い時間をお過ごしください。
※引越し時の「家具をお得に処分する方法」「ソファーやベッドの処分費の相場」については こちらの記事(外部サイト)もおすすめです。
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。