step4次は物量のコントロール

引越前の片づけで重要なのは、
しまいこむこと? 収納の広さ? 収納テクニック?
どれも違います。まずはモノを仕分けることから始めます。
「出す」「分ける」「しまう」の3手順で、
本当に必要なモノを見極めましょう。
それにより、物量をコントロールできます。

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テキスト・監修:金内朋子
(整理収納コンサルタント)

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「出す」―所有しているモノを俯瞰して理解

まず、いったん収納の中のモノをすべて出しましょう。
汚れが気になる場合は、
床に新聞紙を敷くなどして対応してください。
必要なモノはそのままダンボールに
入れていきたいところですが、ストップ!
できるだけ平面で広げてみることをオススメします。

平面に広げて俯瞰して見ることで、
「こんなにものがあったの?!」「同じ洗剤が3つも」
「買い物に行っていた時間や手間が無駄だったな」などなど、
いろいろなことに気がつくはず。
時間はかかるかもしれませんが、
ご自分に対峙していただくいい機会になると思います。

空になった収納スペースは、拭いてきれいにして次に備えましょう。

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「分ける」―3つのカテゴリーに分類

平面に広げたモノを、3つに分類します。
「いるモノ」「いらないモノ」「迷うモノ」。

本当にいるのかいらないのか、その判断が
難しいという場合もあると思います。
本だったら読んでいるか、洋服だったら着ているか、
おもちゃだったら遊んでいるか、そんな風に、
「今」という基準で決めていくことをオススメします。

「いるモノ」はそのまま収納かダンボールにしまいます。
「いらないモノ」は処分またはリサイクル。
人に譲ったり、借りていたら返したりします。

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「迷うモノ」の取扱いがミソです。
時間と量のリミットをあらかじめ決めておき、ルール化します。

引越の荷造り中はもちろん、
引越後にもこのルールは守り続けてください。
そうすれば、いつでもお部屋は片づいた状態を保てますよね。

トレファク引越バナートレファク引越バナー

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「しまう」―あとは作業をテキパキと!

「いるモノ」が決まりましたら、
収納やダンボールにテキパキしまっていきましょう。

使用頻度が低く、引越までの日数が迫っている場合は、
そのまましまってOK。
逆に、使用頻度が高く、引越までに日数がある場合は、
使いやすさと相談しながら、
荷造りするタイミングを判断してください。
(まだ使うものを早めに片づけたら、不便ですよね)

手順3イメージ

「迷うモノ」をしまったダンボールには、
整理した日付を必ず記入します。
合わせて、「ルール化で見直すと決めた日」と「その1年後の日」もいっしょに記入してください。

なぜ1年後かというと、1年経つと人の気持ちは変化するからです。
また、迷うモノのダンボールが増えすぎると当然新居を圧迫します。
その場合はルールを見直すことも大切です!

「いらないモノ」は、引越前になんとかしたいものです。
中には売れるモノもあるかもしれません。
余裕あるスケジュールで、買取業者に相談してみるのも手ですよ。

まとめ


よく「捨てればすっきりする」とおっしゃれる方もいます。
これも間違いではありませんが、「捨てる」だけが片づけではありません。
「分けてしかるべき場所に置く」。これを意識してみると、
毎日の暮らしに、モノが効率的に片づく流れを生み出すことができます。

今回ご紹介した、「出す」「分ける」「しまう」の3手順。手間や時間がかかるかもしれませんが、
これは先々の暮らしやすさのアップデートにつながっていきます。
日々の片づけや整理整頓の作業も、引越後、格段に快適になりますよ。