step4荷造りで成功する十カ条

引越の片づけ=荷造り、とイメージされる方も多いですよね。
一見すると地味な工夫・テクニックも、
積み重なると大きな力となります。
引越後のスッキリ快適な暮らしはもうすぐそこです。
段ボールの山を怖がらないで!さぁあと一息、頑張りましょう!

金内さんプロフィール画像

テキスト・監修:金内朋子
(整理収納コンサルタント)

その1 まずは備え付け収納に
ダンボールを収める


まずは家の中にあるクローゼットや押入れなど、
大型収納を空にしてから荷造りしていきます。

ダンボールが増え続けると床が占拠され、
時間とともにクローゼットや押入れの中まで手が
届かなくなってしまいますよね。

部屋に余裕がある場合ならいいのですが、
引越前日までの暮らし、
むやみにダンボールに囲まれた状態では
危険ですし、快適に過ごせません。
できるだけ生活空間から「引っ込んでいる」備え付けの収納に
ダンボールを入れていくことをオススメします。

その1イメージ

その2荷造りは使用頻度の
低いものから


荷造りは頻度の低いモノからはじめるのがベター。
ここでのポイントは、年に何回使っているのか?
紙に書き出す、あるいは表にしてみてもいいです。
年に1回、月1回、2・3日に1回、毎日。
といった具合に、大まかにモノを分類してみます。

一年に1回、シーズンものの節句人形や
クリスマス、ハロウィングッズなど。
月に1回・・・洗剤やタオルストック類、月刊誌など。
2・3日に1回・・・衣類、調理器具など。
毎日・・・スマホ、財布バッグ、ハンカチなど。

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頻度の低いものから荷造りすると、「そういえばアレまだ使うんだった!」と、
引越間際にダンボールをひっくり返して広げることもなくなります。

トレファク引越バナートレファク引越バナー

その3重いモノは小箱、
軽いモノは大箱


ダンボールの種類を大まかに分けると、
大きなものと小さいものがあると思います。

持ち上げたり移動したりする際に負担のないように、
大きいダンボールには、比較的軽いモノ、
例えばぬいぐるみや衣類などをしまうようにしましょう。
逆に、小さいダンボールには比較的重いモノ、
例えば書籍やCD類などがオススメです。

それぞれダンボール内の余ったスペースには、
同じ場所で使うコマゴマしたモノをひとまとめに。
例えばキッチンのフライパンとお玉、小鍋、など、
一緒にまとめておくと開封のときにラクです。
また、立てられるものは立てて入れると、
後でスムーズに取り出せます。

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その4ダンボールは
グループ分けすべし


ダンボールをただ山積みにしていませんか?

荷造りが進んでくれば、
同じ形・色のダンボールが増えていきます。
置く場所などを工夫して、グループ分けを意識しましょう。

寝室、和室、クローゼットなど、
各部屋・収納ごとにダンボールの山を作り、
見えない境界線を引く、そんなイメージです。

また荷造りの際、テープを色分けすると、 ダンボールのグループ分けがよりやりやすくなりますよ。

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その5ラベリングで引越後も
片づく


ダンボールには、引越後の収納場所やモノの名称など、
細かく記載していると思います。
「ラベリング」と呼ばれる作業ですが、
そのまま引越後の暮らしにも、
取り入れてみてはいかがでしょう。

荷ほどき後も、引き出しや中身が分かりづらい箱などに、
マスキングテープでモノの名前をラベリング!
モノの場所が明確化されることで、例えば、
「帽子、って書いて(ラベリングして)あるから、
バッグを入れないようにしよう」
という意識が働き、散らかりにくい環境を作ります。
ご家族が多い場合にも、
「あれどこに行った?」と悩む場面が減りますよ。

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その6衣装ケースはラッキー
アイテム


衣装ケースの荷造りは簡単です。
引き出しの開口部分にガムテープで留めて完了。
それでOK!

引越後も入れ替えの手間がかかりません。
ケース内の空いたスペースに、
コマゴマとしたものを入れてもいいですね。

剥がし跡が気になる方は、布製のガムテープを使用し、
引越後になるべく早く剥がすと跡が残りにくいですよ。

文具などをしまうレターケースなど、 その他の引き出し収納も衣装ケースと同じ感覚で、 ストレスなく荷造りできます。

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その7かさばるモノも
おざなりにしない


例えばつり竿のような細長いモノ、
大きめの額装、布団、など、
これらのダンボールに入らないモノも、
きちんと「まとめる」といいでしょう。

作業性が増しますし、
モノがアチラコチラに散らかることを
防げます。

ダンボールのふたを立てたり、紐で束ねたり、
布団でしたらダブルサイズのシーツなどを利用し包む。
スーツケースにカバン類をバッグインバッグの要領で入れたり。
専用の収納がなくても、
工夫次第で上手くまとめることができますよ。

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その8ダンボールの山で
人生を俯瞰


荷詰めも佳境に入ってきました。

ダンボールの山を見てみると
「こんなにもので溢れていたんだ」「本が多いな」
「おもちゃは多いのに大人の趣味のものが少ない」など、
アイテムの偏りや自身の買物の仕方、
家族間での持ち物の量の違いなど、
モノの所有に関するさまざまな傾向がわかります。

人によってモノの持ち方は違いますし、
趣味のモノを頑張って減らしていきしょう、
ということでもありません。

その8イメージ


一番言いたいのは、
「新居にこれらの持ち物を持っていき、本当に暮らしていきたいか?」ということ。
ダンボールの山は、過去と未来を俯瞰し、
スッキリ暮らしていくための貴重な気づきを、私たちに与えてくれます。

その9引越1週間前、
何が残った?


いよいよ引越1周間前になりました。

ダンボールに入っていない出されたモノや、
いま身の周りにあるモノ。
それらはあなたにとって、
「なくてはならないモノ(必需品)」ではないでしょうか。

いわばそれが可視化された状態です。
この体験は、引越の荷造りを通してしかできないことです。

なくてはならないモノの物量は適切ですか?
まだ見直すポイントはありませんか?

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その10荷造りは、荷造りのために
あらず


荷造りに行き詰ったら、この言葉を思い出してください。
そう、あくまで引越後の暮らしをよくするために、
荷造りをしているのです。

「荷造りのために、荷造りがあるのではない。」

あまり片づけを深く考えすぎず、
手を動かしながら、
未来の暮らしやすさを想像しながら、
荷造りのモチベーションに繋げていただけたらと思います。

その10イメージ

まとめ


荷造りでは特に、モノの意味や役割を考慮して「まとめる」ことが大事です。
仕事でダンボールの荷ほどきをお手伝いすることもありますが、
用途や持ち主、どこで使うのかなどが不明な状態だと、
一つひとつ細かい確認が必要となり、引越後の作業に時間や手間がかかってしまうことはいうまでもありません。

例えばご家族やお手伝いしてくれる友人など、誰でもわかるようにダンボールが分類ができていれば、
ご自分もきっとスムーズに、難なく荷ほどきができますよ。