引越しの不用品処分は、けっして安くない費用がかかってしまうのが悩みどころ。引越しや新生活の準備をするためには、少しでも費用の節約を心がけたいですよね。

そんなときには、買取サービスに対応する引越し業者に依頼するのが便利です。不用品を処分するだけでなく、引越し費用の節約にもつながります。

そこで今回は、不用品の処分にかかる費用を解説します。それぞれの方法を比較しながら、賢く節約できる方法を見つけてみましょう。

引越しの不用品処分は引越し業者が対応できる場合も

引越しの不用品処分は、引越し業者に依頼するのがおすすめです。一部の引越し業者には、引越しと不用品の処理をまとめて依頼できます。費用が高くなる可能性はありますが、引越しの時間と労力を軽減できるのは大きなメリットです。

• 「引越し＋不用品処分」をまとめて依頼できる
• 一部の業者は買取サービスに対応している
• 幅広いアイテムに対応している

不用品の処分費用を節約するなら、自治体の回収サービスやリサイクルショップを利用するのが一般的です。しかし、費用の節約にはつながりますが、荷物の運び出しや運搬に手間がかかってしまいます。

「引越し＋不用品処分」をまとめて依頼できる

引越しの不用品処分を検討するなら、引越し業者にまとめて依頼できれば便利です。複数の業者に依頼する手間を省けるのはもちろん、引越しのスケジュールに余裕ができます。

さらに、引越しの荷物と不用品を同じトラックで運べるので、運送コストの節約にも効果的です。運送コストは荷物の量や種類によって異なりますが、一般的には以下の金額が相場となっています。

• 軽トラック：1万円～2万円
• 2tトラック：3万円～5万円

引越しと不用品処分をまとめて依頼すれば、手間とコストを同時に節約できて効率的です。

一部の業者は買取サービスに対応している

引越し業者に依頼する場合は、買取サービスに対応しているかどうかもチェックしましょう。引越し業者の一部では、不用品の買取サービスを提供しています。例えば「トレファク引越」では、不用品の買取価格を引越し費用から差し引くサービスを行っています。

まだ使える家具や家電を買い取ってもらえば、引越し費用の節約にも効果的です。また、引越しと同時に不用品を引き取ってもらえるため、複数の業者を手配する手間や費用の節約にもつながります。

買取可能な品目や条件は業者によって異なるため、事前に複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。

引越し業者の不用品買取ではこんなものが売れる

不用品の買取を依頼する手段としては、リサイクルショップやフリマサイトの活用が一般的です。しかし、引越しの不用品となると、以下のようなデメリットが発生してしまいます。

• リサイクルショップは店舗によって取り扱う品目が異なる
• フリマサイトは取引が成立するまで時間がかかることもある
  （場合によっては引き取り相手が見つからない）

とくに処分したい品目が増えるほど、買取にかかる手間も増えてしまいます。そこで、買取対象のアイテムが幅広い引越し業者を選ぶと便利です。

例えば、トレファク引越では、以下の幅広い品目を買取対象としています。

• 家具
• 家電
• AV機器
• 雑貨・贈答品
• スポーツ・アウトドア用品
• 楽器
• ブランド品・貴金属
• ブランデー・ウィスキー

引越しと買取をまとめて依頼できるため、処分にかかる時間と手間の削減も可能です。また、不用品の処分だけでなく、新生活をスタートするための資金作りにも役立ちます。

引越しのおもな処分方法と費用相場

引越しの不用品処分は、以下の方法が一般的です。

• 自治体の回収を利用する
• 引越し業者に依頼する
• 不用品回収業者に依頼する

それぞれの方法にかかる費用は異なり、処分したい品目によっても差が生じます。また、選択肢によって、手続きの手間や対象品目に違いがあることも考慮しておきましょう。

自治体の回収を利用する

引越しの不用品処分は、自治体の回収サービスを利用するのが一般的です。ほかの選択肢と比較して、費用が比較的低めに設定されています。

以下は、東京都新宿区で粗大ごみを処分する場合の処理手数料の一例です。

品目	処理手数料
シングルベッド	1,300円
電子レンジ	900円
学習机	1,300円
タンス・食器棚	400～3,200円
ソファ	900～2,300円
こたつ	400～1,300円
自転車	400～1,300円

ただし、自治体のサービスでは、家電リサイクル法の対象品目のように回収できないものも存在します。また、回収日が指定されていたり、場合によっては回収場所まで自分で運ばなければならないケースも。

そのため、大きな家具を処分したい場合や急いでいる場合には、手間がかかることもあるため注意しましょう。

引越し業者に依頼する

引越しの不用品を処分するなら、引越し業者に依頼するのも効率的です。業者によっては引越しと不用品の回収をまとめて対応してもらえる場合もあるので、手間と時間のコストを削減できます。

とくに、自分では運び出しにくい大型の家具や家電を処分したい場合に便利です。新居の荷物と不用品を1台のトラックにまとめてもらえば、運搬にかかる費用の節約にもつながります。

ただし、すべての引越し業者が回収・買取に対応しているわけではありません。また、回収費用や買取価格、買取できる品目の種類も業者によって異なるため、各社のWEBサイトをチェックしましょう。

また、引越し業者に買取でなく回収を依頼する場合、その業者が自治体の許可を得ずに不用品（一般廃棄物）を処分している場合は違法行為となります。業者が適切な回収を行っているか事前確認せずに依頼すると、違法行為に関与するリスクが発生するので注意が必要です。

なお、トレファク引越では「不用品買取」のみ対応しており、不用品回収は行っておりません。ご了承ください。

不用品回収業者に依頼する

大きな家具や家電を処分するなら、不用品回収業者に依頼するのも便利です。自宅まで回収に来てもらえるので、重たい家具や家電を自分で運び出す必要がありません。また、複数の不用品をスムーズに回収してもらえるため、時間の節約にも効果的です。

不用品回収業者に依頼する場合は、回収する品目や量によって費用が異なります。また、不用品を一括で処理してくれる「積み放題プラン」のように、依頼するサービスの内容によってもさまざまです。

業者によって費用が異なるため、事前に見積もりを取得することが重要です。違法な業者に依頼しないためにも、料金体系が明確で信頼できる相手を選びましょう。

軽トラックの積載量

軽トラックの積載量は、一般的には約1㎥が目安です。約3畳の広さに、高さ1mまでの荷物量が目安となります。一人暮らしや単身赴任の荷物であれば、十分に載せられる広さです。

ただし、家具の高さや積載重量に注意しましょう。積み放題プランにはトラックの高さや積載重量の制限があり、その範囲内に荷物をまとめる必要があります。

また、部屋が上層階にある場合や家具の分解が必要な場合は、追加の費用が発生する可能性もあります。以下の費用相場の一例を目安に、詳細な見積もりを取ることが大切です。

費用相場	20,000〜40,000円
積載量	約1㎥
作業スタッフ	1名

2tトラックの積載量

2tトラックの積載量は、約4畳のスペースに相当します。具体的には「荷台面積5㎡×高さ1m≒5㎥」の計算式により、法定積載可能重量が2tに設定されています。

2tトラックのサイズは、4人家族の引越しや不用品処分にも十分な大きさです。また、一人暮らしや単身赴任の荷物であれば、オーバースペックとなってしまうため注意しましょう。

2tトラックを利用した積み放題プランの費用相場は、以下のとおりです。

費用相場	50,000〜100,000円
積載量	約4～5㎥
作業スタッフ	2～3名

引越し処分の費用を安くするコツ

引越し処分の費用を少しでも安くするには、以下のポイントを意識するのが効果的です。

• 不用品を事前に整理しておく
• 複数の業者から見積もりを取る
• 業者の繁忙期を避ける
• リサイクルショップやフリマアプリを活用する

不用品処分にはいくつかの方法があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。それぞれの方法を比較しながら、自分に合った選択肢を見極めましょう。

不用品を事前に整理しておく

引越しに伴う不用品の処分は、思いのほか費用がかかります。少しでも費用を抑えるためには、引越しの数週間から数ヶ月前に不用品を整理しておくことが重要です。早い段階で不用品を整理しておけば、引越し直前の忙しい時期でも焦らずに準備を進められます。

とくに不用品の回収や買取を依頼する場合は、想定外の時間がかかることもあります。また、大きめの家具を解体する余裕があれば、一般ゴミとしても処分が可能です。引越しの荷物を計画的に減らすことで、当日の負担や費用の節約にもつながります。

複数の業者から見積もりを取る

引越しの不用品処分を業者に依頼する場合は、見積もりを取るのが重要です。費用やサービスが異なる場合もあるため、複数の業者からとった見積を比較しましょう。同じサービス内容でも、より低価格で対応してくれる業者を見つけられる可能性もあります。

ただし、価格だけでなく、サービス内容の比較も重要です。例えば、処分費用が安い業者でも、回収できる品目が限られている場合もあります。また、追加費用が発生するケースも少なくありません。

見積もりは、複数の業者で比較するのが基本です。費用とサービスのバランスを考慮しながら、自分に合った業者を見極めましょう。

業者の繁忙期を避ける

不用品を処分する費用は、業者の繁忙期に高くなる傾向にあります。とくに春先や年末年始のように、引越しや大掃除の需要が高まる時期には、サービス料金も含めて高くなりがちです。

夏や秋の閑散期にスケジュールを合わせるだけでも、見積もり額に大きな差が出ることもあります。業者もより柔軟に対応してくれる可能性が高くなるため、不用品処分の費用交渉がしやすくなるかもしれません。

少しでもコストを節約したい場合は、可能な限り業者の繁忙期を避けて引越しを計画しましょう。

リサイクルショップやフリマアプリを活用する

まだ使える不用品を処分するなら、リサイクルショップやフリマアプリを活用するのも効果的です。不要になった家具や家電の買取（売却）が成立すれば、処分するだけでなく収入を得ることも期待できます。

衣類や雑貨などの細かなアイテムは、業者の回収・買取対象に含まれていないケースも少なくありません。引越しの荷物を少しでも減らしておくことで、荷造りの手間を減らすだけでなく費用の節約にもつながります。

また、不用品を必要としている知人がいれば、処分費用をまったくかけずに提供できます。不用品を新たな利用者に提供することは、財布にも環境にもやさしい選択肢です。

自分にあった処分方法で費用を賢く節約しよう

大きな不用品を処分するなら、自宅まで回収に来てくれる業者に依頼するのがおすすめです。とくに引越しのタイミングにまとめて対応を依頼できる引越し業者であれば、時間や労力のコスト削減にもつながります。

トレファク引越では、引越しと不用品の出張買取をまとめて対応しています。買取品目についても、家具や家電はもちろん、スポーツ・アウトドア用品から楽器まで幅広く取り扱っております。

不用品の回収と引越しを「1日」で解決しておりますので、処分にかかる費用や手間を大幅に削減可能です。引越し日の2週間～1ヶ月前には、無料のお見積を実施いたします。引越しと買取の費用を同時に査定いたしますので、引越しの際はぜひ「トレファク引越」をご検討ください。

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。