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【不用品回収 冷蔵庫】相場は? 10年以上なら賢く買い替え処分

不用になった冷蔵庫は、自治体の粗大ごみ回収では捨てられません。家電リサイクル法にもとづいて処分する義務があり、廃棄は原則有料になります。

本記事では、冷蔵庫の不用品回収を依頼した場合にかかる費用の相場や、不用になった冷蔵庫の現実的な処分方法を紹介します。

冷蔵庫の回収前にやるべきことも解説しますので、冷蔵庫の処分にお悩みの方はぜひご一読ください。

冷蔵庫の不用品回収は原則お金がかかる!相場はいくら?

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象製品です。家電リサイクル法の対象製品は一般の粗大ごみでは捨てられず、廃棄には「リサイクル料金」が必要です。また冷蔵庫を自力で回収場所まで運べない場合は、業者の収集運搬料金もかかります。

リサイクル料金は全国一律ですが、収集運搬料金は業者によって差があります。料金の内訳について、以下で詳しく解説します。

リサイクル料金は3,740円〜

リサイクル料金は全国どの業者に頼んでも同じですが、料金はサイズやメーカーによって変わります。

  • 170L以下:3,740円〜5,599円
  • 171L以上:4,730円〜6149円

※上記は2024年6月1日調査時の金額額です

国内の有名メーカーの冷蔵庫は多くが3740円/4730円です。各製品のリサイクル料金を調べたい方は「家電リサイクルセンター」のHPをご確認ください。

自治体の指定引取場所へ自分で冷蔵庫を持ち込む場合は、リサイクル料金のみで処分できます。

また170Lは一人暮らし用の冷蔵庫で、ファミリー向けは400L以上が一般的です。冷蔵庫のサイズやメーカー、型番は、冷蔵庫の中のシールに記載されています。

収集運搬料金の相場は2,000円〜2,500円程度

冷蔵庫の収集運搬料金は業者によって差があります。

家電量販店で買い替える場合(購入と同時に回収する場合)は、その家電量販店のサイトに料金目安が掲載されています。執筆時点の最安値は550円ですが、一般的な相場は2,000円〜2,500円ほどです。

ただ、不用な冷蔵庫の回収だけをお願いしたい場合、家電量販店の収集運搬料金の相場は3,000円〜8,000円ほどに上がります。不用品回収の専門業者に個別で回収を依頼しても同じくらいかかるので、必ずしも「家電量販店だから安い」とは限りません。

できるだけ処分費用を安くしたい場合は、収集運搬料金の比較がポイントになります。

※上記は2024年6月1日調査時の金額額です

不用になった冷蔵庫の現実的な処分方法4つ

冷蔵庫の処分には「粗大ごみとして捨てられない」「大きく重いため、素人には運搬が難しい」という2つの壁があります。これを前提に、不用になった冷蔵庫の現実的な処分方法について考えてみます。

処分方法メリットデメリット
売却・譲渡 (製造から10年以内の機種の場合)無料または安価に処分できる手間がかかる
買い替え手軽に処分できる新品の冷蔵庫が最安値とは限らない
業者に回収依頼する手軽に処分できる各業者の収集運搬料の違いに注意がいる
指定引取場所へ持ち込む (単身者用の機種の場合)リサイクル料金だけで処分できる手間と労力がかかる

1. 製造から10年以内なら売却か譲渡を検討

製造から10年以内の冷蔵庫で故障などがない場合は、売却か譲渡できる可能性が高くなります。

というのも、「製造から7年〜10年以内の家電は出張買取の査定対象」としている大手リサイクルショップが多いためです。また地域の掲示板を確認しても、10年未満の冷蔵庫であれば引き取り手が見つかっている様子でした。

高額での売却が難しくても、譲渡や無料買取が成立すれば、不用な冷蔵庫を無料で処分できます。

ただし、フリマアプリやオークションへ配送料込で出品する場合は、値付けに注意が必要です。冷蔵庫のような大型の家電は、送料だけで処分費用を上回る恐れがあります。

2. 冷蔵庫の購入と同時に回収してもらう

故障している、または製造から10年以上経過している場合は、譲渡や売却は難しいでしょう。よって、リサイクル料金と収集運搬料金を支払っての処分になります。

このケースで一番楽な方法は、家電量販店で新品の購入と同時に古い冷蔵庫を引き取ってもらう「買い替え」です。

家電量販店側が手配した業者が新品と古い冷蔵庫を交換・設置してくれます。リサイクル費用はその場で現金払いすればよく、自分で家電リサイクル券を用意する手間もかかりません。

新品の購入費用だけみると最安値とは限りませんが、新品の配送と旧品の回収にかかるトータルの運搬料金は安くなります。

3. 自治体の指定業者や不用品回収業者を利用する

新しい冷蔵庫は購入せずに回収だけお願いしたい場合は、以下の3つが選択肢になります。

  • 家電量販店
  • 自治体の指定業者
  • 上記以外の不用品回収業者

料金販売店回収方式を採用している業者なら、家電リサイクル券を自分で用意する手間はかかりません。

ただし、収集運搬料金には業者間で差があります。できるだけ安く収めたい場合は、事前に料金の目安を聞くなどの比較検討をおすすめします。

また「悪徳な回収業者にあたらないか不安」という方は、大手の家電量販店か自治体の指定業者の利用が安心です。指定業者は各自治体のHPで確認できます。

4. 小さめの冷蔵庫は指定引取場所へ持ち込むのもあり

不用になったのが小さめの一人暮らし用冷蔵庫(目安150L以下)であり、さらに車が使えるならは、自治体の指定引取場所に持ち込むのも一案です。冷蔵庫は空の状態でも重量がありますが、小型の機種であれば自力で運べる可能性があります。

なお指定引取場所へ持ち込む場合、家電リサイクル券は料金郵便振込方式で用意します。事前に郵便局でリサイクル料金の支払いを済ませておきましょう。

指定引取場所への持込みは他の方法より手間がかかりますが、収集運搬料金がいらない分だけ費用を安くできます。

冷蔵庫の回収前にやるべきこと

冷蔵庫を不用品回収に出す場合、当然ながら冷蔵庫は空にしておく必要があります。そのほか、以下のことを済ませておきましょう。

  • 霜取りと水抜きを済ませておく
  • 製氷室の氷と給水タンクの水を捨てる
  • 譲渡や売却なら掃除もしておこう

霜取りと水抜きを済ませておく

収集運搬を行う当日までに、冷蔵庫の霜取りと水抜きをやっておきましょう。霜取りは冷蔵庫内の霜を溶かすこと、水抜きはドレンパン(蒸発皿)に溜まった水を捨てることです。これをやらないと、運搬中になかの霜が溶けて故障や水漏れの原因になります。

やり方は、電源コードを抜いて冷蔵庫のドアを開け、1日程度放置するだけです。放置時間は、季節や霜の付き方で調整してください。

最近は霜がつかない冷蔵庫(自動霜取り機能付きの冷蔵庫)が主流なため、ドレンパンの水を捨てるだけで済む場合も多いでしょう。ドレンパンの場所は冷蔵庫の背面や底が多いですが、不明の場合は取扱説明書を確認してください。

製氷室の氷と給水タンクの水を捨てる

自動製氷機の氷と水が残っていると、これも水漏れの原因になります。製氷機能のある機種は、回収日の2、3日前に製氷をストップし、製氷室の氷と給水タンクを空にしておきましょう。

もし製氷停止の機能がない、または停止の方法が不明の場合は、給水タンクを空にして製氷皿の氷を作り切ってから電源を切ります。

譲渡や売却を予定しているなら掃除もしておこう

譲渡や売却で処分するなら、霜取りのタイミングで掃除をしておくのが無難です。ドアポケットや製氷ボックスなど取り外せるパーツはすべて取り外し、食器用洗剤などで洗います。

ファミリー向けの冷蔵庫は底にキャスターがついており、前後移動であれば女性でも簡単に動かせます(単身向けはキャスターがない機種もあります)。冷蔵庫の裏は埃が溜まっていることが多いので、裏側も含めて全体的に掃除しておきましょう。動かす際は、冷蔵庫の脚が床を擦らないよう注意してください。

また冷蔵庫のキャスターの多くは横移動に対応していません。前後以外の方向に動かすと床が傷つくおそれがあります。

引越しと同時に冷蔵庫を処分するならトレファク引越もおすすめ

冷蔵庫の処分に困ったら「トレファク引越」がおすすめ

引越しのタイミングで冷蔵庫を処分したいなら、引越し業者の不用品回収もおすすめです。

トレファク引越では、製造から10年以内の冷蔵庫は買取査定の対象になります。引越しの見積もりでお伺いしたタイミングで査定いたしますので、手軽にご利用いただけます。

家電(製造から10年以内)がまるっと買取対象

トレファク引越では、冷蔵庫以外の家電も製造から10年以内であれば査定対象です。

家電リサイクル法の対象となる家電(エアコン、洗濯機、テレビ)はもちろん、小型の家電やAV機器も幅広く査定いたします。

もちろん、査定額に満足いただけなければ買取キャンセルも可能です。「引越し先へ持って行くか売却するかは査定額を見て決めたい」という場合にも、まずは査定をお試しください。

不用な家具インテリアも買取対象

トレファク引越ではインテリアや家具も買取査定の対象です。ブランド家具はもちろん、ファストブランドやノーブランドの家具も幅広く査定いたします。

またトレファク引越では無料買取も行っており、他のリユースショップで買取を断られた品も無料で回収できる可能性があります。

回収予定の家具家電が引越し当日まで使用できる

不用品の回収は引越し作業と同時に行いますので、家電や家具は引越し当日までご使用いただけます。

冷蔵庫もギリギリまでご利用いただけるため、冷蔵庫がない期間に発生しがちな外食費の節約にもつながります。

まとめ

不用になった冷蔵庫の処分方法を解説しました。冷蔵庫は家電リサイクル法の対象製品のため、処分にはリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。

ただ、製造から10年以内の冷蔵庫であれば売却や譲渡できる可能性もあります。無料で処分したい方は、製造年月を確認のうえリサイクルショップや地域の掲示板を利用するのもよいでしょう。

また引越しと同時に冷蔵庫を処分したい場合は、ぜひトレファク引越もご検討ください。引越しと買取が一体型になったサービスなので、不用品の処分と引越しがワンストップで済ませられます。

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。

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